長いお盆休み。

ご家族での帰省やご旅行を計画している方も多いと思います。

今回の旅行が終わったらお車を買い替えよう。

そのために1度中古車買取店に出向いて査定してもらおうと思う方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は中古車買取店の価格の仕組みに関して簡単にお話ししたいと思います。

まず平成29年度時点での新車・中古車の登録車数は8126万台を数えます。

1966年(昭和41年)では812万台でしたので、約50年間で10倍以上になりました。

インフラが整備されて、国民の生活が豊かになった証拠でもあります。

また新車を乗り継ぐ方々が減少して質の良い中古車をメンテナンスしながら乗り継いでいくスタイルが台頭し保有年数も長くなってきています。

中古車の市場規模は320万台に上り、業者オークションが流通エンジンになっています。

これらを背景として買い取り業者が中古車流通の潤滑油として一役を担っています。

ラジオやTV CMでおなじみの「高価買取」を謳うBxxMotorさんなど、皆さんの目に焼き付いていることと思います。

有名タレントを起用たCMを大規模に行い、大きな店舗を全国展開しても会社として利益を出し続けていられるのでしょうか?

理由は単純です。中古車転売の利益が大きいからです

つまり皆さんの中古車の買取価格と業者オークションで再販される価格差が大きいほど利益額が増えます。

提示価格の競争のため利益幅を圧縮しても、台数が増えれば利益総額は増えます。

ガレージに余裕がない限り、車を乗り換える際に愛車の処分を考えますよね。

気持ちも新しい車にシフトしていますので、少しでも値段が付けば良いと思ってしまいます。

本ブログの29話には皆さんの愛車がどのように査定されるかが書かれていますので、ぜひ読み返してみてください。

車種や程度によって様々ですが、一般的には中古車の業者オークション相場より15万円ほど安い価格で提示されれる事が多い様です。

分解しますと会社運営費・利益で10万+陸送費・出品成約料等経費で5万と言われています。

もしご自身で売ることができたら査定価格プラス15万円が愛車の価値と言えるわけです。

それでも提示価格で売却してしまうのは、

個人売買するのは手間がかかる

時間がない

手続きや書類作成、対応が面倒くさい

やり方がわからない

小売り相場がわからない

手離れが良い

などの理由からではないでしょうか?

また、「新車は6年で価値が0になる」と聞いたことがあると思います。

これは会計上の原価償却の話で、6年で簿価残が0になるという意味です。

初年度登録から7年以上経過していても中古車としての市場価値はあるのです。

最近ではインターネットでの中古車売買プラットフォームやアプリが多く開発されています。

車といえど、コツをつかんでしまえば意外と手軽に中古車の個人間の売買ができる時代になりました。

15万円プラスアルファの金額は9日間のお盆をご家族と過ごす助けになりるはず。

では、簡単に手順をご説明します。

  1. 車を掃除します
  2. 掃除しながら、内外装の状態(傷やへこみ)やタイヤの山の状態をチェック・メモ
  3. 車を俯瞰してお車のチャームポイントをメモします
  4. 写真を撮ります(10枚-80枚)
  5. 説明文章を作ってみます外装の状態エンジン・ミッション・電装系の状態
  6. 内装の状態
  7. 全体の状態
  8. 取引にかかわる注意事項を考える
  9. 販売価格を決めて、これらの情報を掲載します
  10. 譲渡書類を用意します

ちょっとの手間とコツをつかんでしまえば、だれにでもできます。

継続性が加われば、副業になる可能性もあり、年金に頼らない生活設計への展望が開けます。

この長いお盆休みにチャレンジしてみたらいかがでしょうか?

 

「個人売買.com」では、皆さんからいただく情報を整理して中古車の掲載・交渉業務を代行しています。

また、中古車の個人売買のノウハウを体系化した副業モデルを提案しています。

長いお盆休みに将来設計をしてみようと思う方、ぜひお気軽にお問い合わせください。