近年TV通販や新車・中古車の販売においてサブスクリプション=以下サブスク)というワードをよく見聞きします。
本来のサブスクは「定期購読」を前提とする月刊誌などに使用されてきたワードですが、近年のインターネットの利用とキャッシュレス決済普及とコロナ・物価高騰などの社会不安に加え、節約志向などを背景に様々な商品が開発されています。
主要各社が提供する新車を買う際のサブスクやコスモ石油に代表される中古車のサブスク・化粧品・サプリメント・Microsoft Office・嗜好品や水などのサブスクなど百花繚乱の様相を呈しています。
余談になりますが、1980年代に発売されたボードゲーム「人生ゲーム」を楽しんだ方も多いと思います。
現在7代目まで販売され4月には最新の「人生ゲーム」が発売されました。
基本的なルールは同じですが、その時代・世相を反映するコマが追加されています。
今回の「人生ゲーム」には「昆虫食」「リモート会議」「サブスク」にまつわるコマが追加されます。
このようにサブスクは国民全体に浸透し定着が進んでいるわけです。
読者の方も何かしらサブスクを利用している方も多いのではないでしょうか?自身の気に入った商品であれば、毎回ネットで探し、配送を待つ手間を省け、家計にも優しいとなればサブスクを利用しない理由はありません。
また、家計にとっては毎月の支払金額が明確なため、やりくりが楽という利点もあります。
また、新車のサブスクの場合は、車両代金・諸費用に加え点検整備費用や車検費用などがサブスク料金に含まれる前提のパッケージですので、面倒な手間を省ける利点があります。
また、1部の中古車販売のサブスクではサブスクの期間終了後、当該車両を買い取るかもしくは乗り換えるかの選択肢を与えられるものもあります。
サブスクというパッケージ商品にすることで、付加価値を高め、高額な車両イメージを和らげる狙いと分割払いの色彩を和らげる利点、継続・乗り換え需要も視野に入れた企業戦略です。
また、化粧品やサプリメントの通信販売のサブスクでは少し趣が違います。
回数の縛りが無く、いつでも解約可能を謳う商品が多くみられます。
また、サブスクに加えて初回購入価格を低額に抑えトライアルの機会を提供しています。
プロスペクトの拡大・企業の社会的信用や知名度の向上を目的としています。
新車や中古車のサブスクと異なる点は2回目以降、サブスク契約の解除ができる点と初回限定価格が非常に廉価な点です。
なぜそのような事が可能なのでしょうか。
実は化粧品やサプリメントの製品コストの低さがそれを可能にしています。
どちらかといえばサブスク利用者拡大よりも初回利用者の掘り起こしがメインです。
また、水のサブスクに至っては、ウォーターサーバー代・設置費用初回の水代、配送費などを無料化し、間口を広げるとともに継続購入を促進しています。
様々な商材が様々な利便性を伴ってパッケージ化されサブスクとして流通していますが、拡大から定着の成功の是非はコストパフォーマンス(コスパ)とタイムパフォーマンス(タイパ)のバランスのようです。
ファンデーションを例に挙げますと、単に肌のトーンやテクスチャーを整えるだけでなく、美白・紫外線予防・保湿・つや肌などの機能性を高めた商品で目につきます。
また、初回限定半額とか、リフィルをプレゼントなどでコスパを高め、素人とおぼしき年配のモデルを起用し、簡単に塗布出来て仕上がりがきれいなデモを行い、タイパを訴求しています。
このように消費財によくみられるサブスクですが、その多くは消費者を対象とした愛用者拡大・継続利用促進を目的にした販売戦略であり、消費者は様々な情報をインターネット検索し、会社や商品の確実性と安全性を事前に確認し、現在使用の商品と比較したうえでトライアルに進むというのが一般的です。
また、TVCMを視聴してあからさまな演出や値引き販売には疑問を抱くこともあるようです。
今後は様々な分野でサブスク商品が開発されると予測されます。
本当に消費者のニーズに応え、消費者に寄り添った実のある誠実なサブスクのみが残っていくものとみられます。
個人売買ドットコムではインターネットを利用した中古車販売の経験豊かなスタッフが、経験に基づいたセミナーを実施しています。
セミナー後もメンターとして様々な相談を受け、ともに歩んでいきます。
会員のほとんどは副業での参加で、中古車業界参入は初めての方々です。
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