ゴールデンウイーク真最中、各地の行楽地は非常事態宣言延長を受けて、静まり返っています。
新型コロナウイルスの出口戦略が見えないまま、外出自粛は続いています。
大げさな表現ですが「砲弾が飛び交わない戦争状態」と言えるかもしれません。
そんな状況下、昨日生活変容の具体策が示されましたが、しばらくは最大限の注意を払って、限られた行動を余儀なくされそうです。
アメリカでは経済活動の再開を睨んだ動きが活発化していますが、経済再開後の死者の数は1日3000人になると予想されています。
収束には集団免疫(一定の人数が罹患し免疫を得る)・治療薬の開発・ワクチンの開発などが必要ですが、大きな犠牲を払う覚悟が必要なようです。
当面、ウイルスの封じ込めと経済活動のバランスを模索する動きは今後も続きそうです。
すでに名のあるブランドや小売店舗の破綻が報じられていますが、実際にはこれから表面化してくると予想されます。
個人に立ち返って、ITバブル崩壊後、日本の企業は雇用・賃金を守りつつ、企業の内部留保を増やして体質強化を試みてきましたが、労働人口の高齢化・海外労働者への門戸の解放など、核となる年代の昇給・昇格は厳しいものとなっています。
その防衛策として、共働きによる収入の確保、生活を切り詰めて縮小均衡を図るなどを行っているのが現状ではないでしょうか?
コロナウイルスの収束が見えるころには、体力のない企業や家庭は崩壊すると予測されます。
家計支出を削減することでバランスをとってきた家庭経済は、さらに縮小を余儀なくされる可能性があります。
言うなれば、コロナ対策も家庭経済も「自己防衛」「自己管理」の強化を迫られています。
このような状況の中、自販連が発表した今年3月度の乗用車販売台数は昨年対比マイナス9%・4月はマイナス約20%と落ち込んでいます。
これに対して3月の中古車販売台数はマイナス2.4%にとどまっており、新車を乗り継ぐ選択肢やキントなどのサブスク利用も広がりを見せていない現状です。
また、今回の自粛において、インターネット回線を利用しての会議や食料品や最寄り品のショッピングに対する認識に変化が出ています。
マスクや衛生用品の高額転売は別として、インターネットの利便性を身近に感じる機会になったようです。
さきに述べましたが、今後さらなる「収入機会の確保」を軸にした「自己防衛」のために、今準備できることは何でしょうか?
- 資格を取って、好待遇での転職や独立をする
- 家庭内の断捨離を進める
- 資産形成のための投資をする
- 継続可能な副業を始める
など、皆さんお考えだと思います。ここでそれぞれのメリット・デメリットをお話しします。
1.資格獲得には時間が掛かり、労働市場は冷え込んでくるため、必ずしも希望通りの転職は難しいかもしれません。
2.家庭内断捨離は「不要物を売って資金化する・さらなる倹約をする」ですが、不要物に期待通りの値が付くことは稀です。
3.手元資金に余裕がある方にとっては、投資は魅力的な方法ですが、世界同時不況の中、何に・どのように・いくら投資をするのか?
高度な情報収集と手腕が問われます。
4、継続可能で小資本で始められる副業には、その業種やビジネスモデルの発展性や成長性・必要な資金・継続性・メンターの有無・利益性などを分析する必要があります。
フランチャイズのように店舗や設備に大きな投資を行い、毎月コミッションを払い続け、場合によっては人を雇用する必要のある仕事はもはや本業であり、副業の枠を超えています。
私たち「個人売買.com」は安定している中古車販売をインターネットで行っています。毎月15-20台の中古車が新たな使命を帯びて新しいオーナーに引き継がれます。
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現在の会員の方はほとんどが他業種からの参入です。
緊急事態宣言下での説明会ではZOOMを利用して行っておりますので、お気軽に説明会にご参加ください。