第2話・3話・4話で副業の有り方や、個人事業として副業を行なう際のプロセスや管理について詳しく話して来た。
どちらかと言えば個人事業を立ち上げる際のプロセスに重点を置いたものである。
副業・個人事業と言えど、専門性を持ち継続的なサービスを提供し続けていく上で、必要と思われる要素を列挙してきた。
今回は副業の原点に戻って、副業の必要性について数字を交えながら、一緒に考えたいと思う。
まず、皆さんが副業に興味を持つ理由は何だろうか?大きく分ければ以下の3つに集約されるのではないだろうか?
- 将来の備えや現在不足している収入を補うため
- 会社を退職し、多少の資産はあるものの、先細る年金では将来が不安である
- また、社会との関わりを持ち続けたい
- 新しいキャリア構築し、自分に会った仕事を創造し、生きがいとお金を得たい
いずれのケースでも当然の事だが、お金を得る事が最終目的である。では、皆さんは副業でいくら必要なのでしょうか?
平均可処分所得が40万円で子供2人の場合と仮定
住宅ローン 10万円
固定資産税 1万円(年間12万として)
共益費・積立金 3万円
光熱費 3万円
食費 5万円
学費 6万円(公立高校・定期代・昼食代その他含)
生命保険料 2万円
その他保険料 1.5万円(自動車保険等)
医療費 1万円
被服費 2万円
夫小遣い 3万円
交際費 1万円
医療費 1万円
合計 39.5万円
となる。突発的な冠婚葬祭費・家具や電気製品の買換え・里帰り費用や家族旅行費用などはボーナスでまかなうと言うのが一般的ではないだろうか?
子供の予備校費用・大学進学時の入学金や学費の準備も実家の両親に頼らず準備したいものである。
これらの不確定ではあるが、将来へ備える資金として、年間100万円貯蓄するには、現在の収入を増やすか、現在の生活を切り詰めるしか方法はない。
真っ先にカットされるのは夫の小遣いであろうが、せいぜい1万円程度が限界であろう。
生命保険の見直しでも、その効果はあまり期待できない。
また、生活が回っていると、現状に安堵して将来に備えるという行動につながらないのが現状である。
また、昨今のAIの台頭によって、人間の職務をAIが担うケースも増える。
いつ現在の仕事をAIに受け渡す事にもなりかねない。これらのリスクを回避して生活設計の基盤強化には副業がお勧めである。
副業で必要なのは、何を副業にするか?も大切だが、いくら副業で稼ぐ事が必要なのかという明確な目標である。
年間100万(月8-9万円)稼ぐ=自身に興味があるもしくは得意分野である必要がある。
なぜなら、不慣れな仕事では生産性が低いばかりか、長続きしないからである。
副業といってもそれなりの時間と労働を提供するのだから、慎重に選びたい。
また、家族との時間とのバランスも大変重要な要素である。これらの要素を集約すると、
- 月8-9万円確実に稼げる副業
- 自分の興味のある副業
- 家族との時間を犠牲にしない副業
- 継続性があり、副業転じて福業になりうる副業
となる。
副業元年のいま、多くの副業が提案されているが、稼げても興味がなかったり、時間的な拘束が長いなど、理想とは程遠い。
また、継続性のない副業は自身の成長には不向きである。
現在「個人売買.com」では、上記の条件を満たす副業モデルを提供している。1度説明会に足を運んではいかがだろうか?