昨年11月頃よりBMW the1のTVCMに「実写版の天才バカボンファミリー」が登場し、話題になっています。

BMWのイメージは「スポーティー」な走りですが、AIを駆使した様々なインテリジェント機能を搭載したとはいえ、「天才バカボン」の起用には多くのツイートが寄せられています。

The1に搭載されるインテリジェンス機能は

インテリジェント・パーソナル・アシスタント機能

リバースアシスト機能

パーキングアシスト機能

など、AIを駆使した運転支援機能が付加されました。

それぞれの機能の訴求に対し、アニメーションでのCMが用意されています。

登場するキャラクターも無理矢理感が満載です。

「レレレのおじさんは」ウインドウペンのジャケットをまとい、箒をもっています。

「本官」はきりっとした警察官で、もちろん目がつながっていません。

「ウナギイヌ」はドーベルマンでしっぽだけがウナギ。

巷では

「BMWの天才バカボンのCMダサすぎだろ
寒いアニメの実写化
キャラはなぜか外国人
何重にも使い古されたコンボ使って内容も特にひねりも無い
流石にダサすぎ」

「あのCMていいのかな?
CMみてからBMWのってる人みんなバカボンのパパに見えてしまう(笑)」

「BMWはこのCMでイメージダウンでしょ。よくこれにOKを出したものだ。
少なくともこれで買いたいと思う人はいないと思うが。」

などなど、酷評が多くツイートされています。

SNSでの炎上を狙った戦略かと思いきや、炎上もしておらず、当てが外れた感があります。

私事ですが、40年前、学生時代にスポーティーなドイツ車であるBMWへのあこがれを抱き、2002を手に入れるために必死にアルバイトをした経験があります。

様々な先進技術と洗練されたデザインでトップブランドの地位を築き上げてきたBMWですが、いま、イメージを崩す意味があるのか疑問が残ります。

最近では「ドクタースランプ」をCMに登用したり、メルセデス六本木がディーラー内に立ち食い蕎麦屋を誘致したり、様々なコラボレーションを目にします。

話題性という点ではBMWの広告戦略は成功かもしれませんが、キャラが強すぎて、The1の先進性が霞んでしまっていると感じるのは私だけでしょうか?